自殺実況テープ

殺人者はそこにいる―逃げ切れない狂気、非情の13事件 (新潮文庫)

久しぶりに文庫本を買いました。最近の読書は全てが電子書籍だったんですが、、
読みたいと思った本書が電子書籍化していなかったので、、

読書好きな私の好きな分野に、殺人事件などの事件モノのルポタージュがあります。
ひょんなことから、家族を殺し、自らも一本のテープにその心境を吹込み、自殺した、、、
そんな事件を知りどうしても読みたくなりました。

平成6年11月14日、東京都葛飾区 西新小岩の公団住宅の賃貸マンションの一室から、

母(49)と娘(23)の二人の他殺死体が発見された。

数日前から、電話をかけても出ないことを不審に思った親族が、

この部屋を訪ねて発見したのだ。

母の遺体は、四畳半の部屋に敷かれた布団の上で、顔にはバスタオルが、

身体には夏用の薄い布団がかけられていた。

首にはロープなどで絞められたような跡がくっきりと残っており、寝ているところを

絞殺したものとみられた。

娘の遺体は、自室のベッドの上に横たえられており、布団がかけてあった。

母と同じように首に絞められた跡が残っていた。

しかしこの家庭の夫である松田雅夫(まさお = 50歳)は行方不明となっていた。

この事件は結果的には一家無理心中である。

自分の妻・良子(よしこ)と娘・恵(めぐみ)の二人を殺害した雅夫は、

現場である自宅から逃走し、この後宛てのない旅に出た。

雅夫は、最終的には長野県のホテルで首を吊って自殺しているのだが、

この事件が特殊なのは、雅夫が逃走の最中、自分の気持ちを随所でカセットテープに

録音していることである。

録音時間は全部で約40分。そしてその録音は最後に自分が首を吊る瞬間で終わっていた。

(現代事件簿より抜粋、被害者は仮名)

結構、鬱展開でココロが消沈しています。

「自殺テープ」からの文章おこしのため、妙にリアルです。

結局、最後には首吊り自殺が成功するのですが

死にたいのだけど、チョット怖い感がずんずんこちらの胸に伝わるのです。

妻子を殺害し本人的には追い詰められて、もう死ぬしかないと悟っているわけですが

死ぬことへの恐怖感がテープには生々しく記録されているのです。

ワタクシも実はちょっとした「自殺願望」があったりします。

さりげなくネットで調べたりしているのですが、この「首吊り自殺」が

致死性が非常に高い上、一番、苦しまずに逝けるようですね

自殺するなら「首吊り自殺」以外はいらないと断言している情報もあります。

チキンなワタクシは、それでも怖いなぁーと震えています、、デモ母が亡くなったら、、、

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